この記事の目次
QRコード決済や電子マネー決済の違いは?自分にあった決済方法はどれ?
2020年、東京オリンピックに向けて日本ではキャッシュレス化を推進してきました。
COVID-19のパンデミックの影響を受けオリンピックは延期となりましたが、国が推進していた『キャッシュレス化』は成功したと言えるのでしょうか?
現在では、多くのキャッシュレス決済サービスも登場し現金で支払をする機会もだいぶ減ってきていますが、そもそもこのキャッシュレスという言葉を私たちはどこまでちゃんと理解できているのでしょうか?
今回は、改めてキャッシュレスについて振り返り、キャッシュレス決済サービスの勝ち組を探し出しうてみたいと考えています。
ぜひ参考にしてください。
キャッシュレスとは?
まず最初に理解しておきたいのは『キャッシュレス』というキーワードについてです。
キャッシュレスとは言葉の通り『現金を利用しない決済方法』のことを指します。
例えば、クレジットカードを利用することもキャッシュレス決済です。
電車に乗るときに利用する「Suica」や「PASMO」もキャッシュレス決済です。
おわかりのように、これまでキャッシュレスにあまり興味を持っていなかった方も、実は既にキャッシュレス決済を利用しているのです。
日本ではキャッシュレス化がどんどん進んでいますが、キャッシュレス決済の種類があまりにも多すぎて、利用者目線で考えると、どれをメインに利用していいのか分からないという声も多いのが実態です。
続いては、キャッシュレス決済の種類をご紹介していきます。
キャッシュレス決済の4つの種類
日本ではキャッシュレス決済をするための方法が4種類あります。
- オンライン決済
- QRコード決済(バーコード含む)
- 電子マネー決済
- クレジットカード(デビット・プリペイドカード)
ご覧のように利用したことがあるものから、もしかしたら初めて聞く用語もあるかもしれません。
詳しくご紹介していきます。
オンライン決済
オンライン決済、この言葉は聞き慣れている方も多いのではないでしょうか?
オンライン決済は、COVID-19のパンデミックの影響で、Amazonなどの大手ネットショッピングの利用者が加速しさらに利用する機会も増えてきました。
オンライン決済とは、ご存知のようにインターネット上で支払いをすることです。
多くのショッピングサイトでは、支払いの際にクレジットカードやデビットカードを登録することで商品の購入がスムーズに進みます。
例えば、AmazonにはAmazon以外の会社の商品も販売されています。
もしAmazon以外の業者の商品を買うときにその業者にカード情報を伝えるのは少し怖いと感じる方も多いと思います。
そんなときでもカード情報はAmazonが管理しているので安心して買い物ができるのです。
最近では、他のECサイトと連携してAmazonのアカウントで他のECサイトで買い物ができるようにもなっています。
QRコード決済(バーコード決済)
続いてご紹介するのは、スマホを利用した決済サービスです。
利用する店舗で、スマホで発行したQRコードやバーコードを読み取ってもらったり、私たちがお店に置いてあるQRコードを読み取り金額を入力することで支払いが可能になるサービスです。
SoftBankグループが出資しているPayPayや楽天が運営している楽天Payが日本では有名です。
多くの企業が連携してポイント還元等のサービスも展開しているので、連携させておくだけで勝手にポイントが貯まるので便利です。
例えば著者の場合、携帯電話はSoftBankを使っていますが、利用料金や長期契約の特典としてPsyPayのポイントが還元される仕組みになっています。
コード決済の利点は、クレジットカードをお持ちでない方も、銀行口座と紐付けることでVISAなどのクレジット機能を利用することもできる場合があります。
今では多くのお店で使えるようになっているので、スマホがあれば簡単にお財布がわりに利用できます。
ただしスマホの充電切れには注意が必要です。
QRコードやバーコードを利用した決済方法は、店舗側にとってもクレジットカード決済と比較すると導入コストが安いと言われていますが、小規模店舗にとっては決済にかかる手数料問題があるので導入には慎重になるところもまだまだ多いようです。また、個人情報の観点から見るとお店の端末に個人情報が残らないのでリスクを軽減できるメリットもあります。
電子マネー決済
続いてご紹介させていただくのが、電子マネーを利用したキャッシュレス決済です。
このサイトでもご紹介させていただいていますが、電子マネーを利用した決済は、SuicaやPasmoのように専用の端末にカードやスマホをかざして決済が可能なサービスです。
クレジットカード決済やQRコード決済と比較すると、個人情報の入力やコードの読み取りなどの手間がないので決済のスピードが早いのが特徴です。
電子マネーの種類は非常に豊富です。
メジャー電子マネー
- iD
- QUICPay
- 楽天Edy
- WAON
ご覧の電子マネーも有名です。
電子マネーは多くの場所で利用できるタイプもあれば、Amazonギフト券やGooglePlayカードのように、特定のオンラインサイトでのみで利用が可能なプリペイドタイプの電子マネーもあります。
今回ご紹介している電子マネーの中にApplePayやGooglePayが出てきてない、という方も多いと思います。ApplePayやGooglePayは電子マネーではなく、電子マネーを管理するウォレットです。Suicaやクレジットカードを登録してスマホで簡単に使えるようになるので非常に便利な機能です。スマホのAPPとして最初から使えるようになっているので是非利用してみてください。
クレジットカード決済
キャッシュレスでの決済方法といえば、クレジットカードやデビットカード、プリペイドカードも忘れられません。
カード決済は、専用端末でカードを読み取り決済する方式です。
バーコードも電子マネーもオンラインでの決済も大抵はクレジットカードを登録すれば全て利用可能になります。(1部を除く)
キャッシュレス決済は、基本クレジットカードがあれば問題ないのですが、ポイント還元や人との接触を避けるという意味でも今後もQRコード決済や電子マネーの需要が高まる事が予想されています。
キャッシュレスをちゃんと理解できていますか? | いまさら聞けないキャッシュレス4つの決済の方法をご紹介 まとめ
今回の記事では、キャッシュレスという言葉について掘り下げてご紹介させていただきました。
キャッシュレスとは現金以外での支払い方法と覚えていただいても良いかと思います。
今後もキャッシュレス化の波はどんどん押し寄せます。
ポイント還元や使いやすさ、セキュリティーの観点からご検討いただき、ご自身にあった決済方法を探してみるのも良いかもしれません。
ありがとうございました。