電子ギフト券の不正取得などのトラブルが続出!?
ギフト券売買サイト(仲介サイト)で購入した電子ギフト券が使えないというトラブルが続出しているようです。
理由は、詐欺等で不正に入手したAmazonギフト券やiTunesカードなどの電子ギフト券を発行元が無効化したことが原因です。
電子ギフト券は、ご存知のように発行元が提携しているサービスを利用する際に、ご自身のアカウントに登録することで現金と同じように利用することが出来ます。
非常に便利な電子ギフト券ですが、詐欺グループの不正取得にも利用されているという実態が明らかになりました。
不正に取得したAmazonギフト券やiTunesカードなどの電子ギフト券は、仲介サイトを利用して換金していることから、発行元が不正取得の疑いのあるギフト券の無効化をおこないました。
停止の理由は、転売の禁止です。
商品券を金券ショップで現金化するのは問題ありませんが、販売されている電子マネーの転売は、規約違反とされるようです。
仲介サイトで電子ギフト券を総額100万円近く購入した方のギフト券が無効になってしまったこともあり、売買サイトでの転売行為自体が疑問視されています。
売買サイト(仲介サイト)を通じて電子ギフト券を購入した方からすれば、利用できないギフト券を出品させたサイト側にも責任があると思うのは当然で、返金要求をしますが、売買サイト側は「あくまで売買は自己責任」というスタンスです。
国民生活センターでは、電子ギフト券の購入は正規ルートを使って欲しいと注意を呼びかけています。
電子決済に詳しい専門家の方々も売買サイトで『特殊詐欺グループがギフト券を換金している』と指摘しています。
もし今後、売買サイトを利用して電子ギフト券の購入をお考えの方がいらっしゃれば、信用できる大手売買サイト(仲介サイト)を利用することがおすすめです。
参考記事
転売電子ギフト、相次ぎ無効化 救済なく泣き寝入り、100万円超も
参考記事
電子ギフト券を安く買うなら【ベテルギフト】がおすすめ
PAYPAYの特典で不正に現金を入手 容疑者3人を逮捕
続いてご紹介したいのは、電子決済PayPayを利用した詐欺事件で逮捕者が出ました。
この事件はPayPayの新規登録者向けに発行するポイントを不正に受け取り、現金化したという事件です。
容疑者は、携帯電話の通信に必要なSIMカードを大量に入手し、電話番号を取得。
アカウント4万個分、金額にして約2000万円を不正に入手し、ヤフオクで架空の取引をおこない、現金化していたとの報道です。
この報道は、一連の詐欺グループが起こした事件ではないようですが、悪質な不正取得として大々的に報じられました。
ご覧のように、キャッシュレスに伴うデジタル化の影響で、多くの不正事件が発生しています。
特殊詐欺グループの手口は、ますます巧妙になっています。
この記事をご覧の方々も十分に注意してください。
参考記事
ペイペイ特典、不正に現金化 2千万円分、容疑で3人逮捕―警視庁
-
-
キャッシュレス決済をちゃんと理解できていますか? | いまさら聞けないキャッシュレス4つの決済方法をご紹介
電子マネーを巡る不正で逮捕者が出ました まとめ
今回はキャッシュレスに伴う、不正事件についてご紹介しました。
デジタル化の裏で起きている不正事件にも巻き込まれないように注意したいですね。